こんにちは。IT/経済ジャーナリストで投資家の渡辺です。
2月初頭から仕掛けていた8729(ソニー・フィナンシャル・ホールディングス)を一部利確しました。
まだ早いのですが、来月の遊ぶ金くらいは確保できました(笑)。
グラフを見ながら、振り返ってみたいと思います。
小規模ですが、初級者がうねり取りの仕掛けから刈り取りまでを理解するには、1つの事例にはなるかとも思います。
移動平均、ボリンジャーバンドを見つつ大幅な下落で仕掛ける
まずは、以下のグラフを見てください。
過去半年分の日単位での値動きを示す、日足(ひあし)です。
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直近の高値が2,100円台中盤(ざっくり2150円と頭に入れておけばいいと思います)、安値が1800円を割るくらいです。
編集人は2月初旬に大きな下げがあったタイミングで参入しました。
11月下旬の底値から2ヶ月過ぎて、2100円台中盤で息切れしているようなので、ここでうねりのピークがいったん来たと判断していました。
その後、2月上旬に下降トレンドに入った上で、移動平均線やボリンジャーバンドを大きく下回ったことで、今度はうねりが下のラインに近づいてきたと判断し、リバウンドを狙ったものです。
ややタイミングが早過ぎたか
ところが、しばらく足踏みした後、もう一段下げ、1900円を割ってしまいました。
正直、少し仕掛けが早過ぎたのですが、ここで第2波と第3波でナンピンを入れました。
1950円だった平均値に、1900円、1890円、1880円、1870円とリズムを見ながら5回に分けて刻んでいき、平均値は1910円弱まで下がりました。
実際、参入したタイミングは、この銘柄の直近の大まかな動きでは、2ヶ月くらいのトレンドがあるのに、下降が始まって1週間くらいでした。
株価の勢いがあったので、また戻らないうちに、という焦りもありますが、1ヶ月くらいは待つべきで、早過ぎたというのが反省です。
2080円で最初の利確
結局、5回に分けて途中から200株ずつ買い増ししていったので、合計800株保有していましたが、2080円で300株ほど売りました。
計算を簡略化するため、端数と売買手数料はカウントしていませんが、(2080 – 1910) x 300で51,000円の利益です。
8729は配当も高いので(1株60円、100株あれば6,000円)、今回、期末の3月をまたぐことで、60 x 800 = 48,000円の配当も得られます(配当の支払は株主総会での承認を得た後で6月になりますが)。
この後、前回高値と同レベルと想定して2150円くらいまで上がるとして、2120円、2150円と利確していく予定です。
その手前で失速した場合は、しばらくホールドしながら、また安くなったら買って平均値を下げつつ、次のピークを待ちたいと思います。
キリのいいところでいったん全部利確して持ち玉をゼロにして、しばらく間を作って呼吸を整えるのがうねり取り技法なので、あまり持ち過ぎるのは邪道ではあるのですが(汗)。
とりあえず順当に行けばGW明け前後にピークが来るでしょうから、あまり欲張らずに、それでも粘り腰を見せつつ、残りも利確したいと思います。