こんにちは。IT/経済ジャーナリストで投資家の渡辺です。
相変わらずアイネット証券のループイフダンの仕組みを走らせています。
ニュージーランドドルの試験運用を始めたら、すぐにトランプの保護法益政策で日経が1日で一時1,000円以上、ニューヨークダウが1,000ドル下落する荒れ相場がやってきました。
このくらいの2〜3円の動きで荒れば、ループイフダン にとっては草刈り場になります。
3日で1.5円超の上下動
まず本日(3/27)時点でのニュージーランドドルの日足になります。
3/22のトランプ大統領の保護主義的な政策のアナウンスで77円付近だったニュージーランドドルが75.5円まで一気に下がります。
日経も1,000円下げた売り一色のところで、20銭幅で買いポジションを建てていく編集人の設定で、最大7本のポジションが建ちました。
このような暴落は年に何度かありますが、だいたい続くのは2日から3日です。
今度は売られ過ぎた反動で75.7円から77円までリバウンド上昇しました。
これにより、7本のうち6本が利確しました。1,000NZドルでの20銭毎の利確なので、0.2 x 1,000 = 200円で、1回の利確で200円の利益となります。
つまり2日のうちに、200 x 6で1,200円の利益となります。
それなりに1〜数日ほど保有してスワップも付いたので、200円ぽっきりでなく、プラスアルファが付いています。
半分戻し
相場格言では、半分戻しと言われ、急激な暴落で大幅に下落した後に、当初の下落幅の半分までは戻すと言われています。
また同じくシステムトレードの数少ない有力なアルゴリズムの1つに、短期間に移動平均の水準を大幅に下回るような急激な下落は、高い確率でリバウンドすることも知られています。
今回も下落幅の半分まで戻しました。ここから先は急激に上昇するのか、少し落ち着いてレンジで推移するのか、勢いが弱くてこれからしばらく下落トレンドが続くのか分かりませんが、もうしばらく、リスクを必要以上に取らない範囲で、NZドルでの試験運用を続けてみて、またご報告します。
注意:大きく動いた時に資金を飛ばすリスクがあるので、レベレッジは3倍以下でポジションを作ることを強くお勧めします。