こんにちは。IT/経済ジャーナリストで投資家の渡辺です。
相変わらずアイネット証券のループイフダンの仕組みを走らせています。
トランプの保護貿易政策やその他イベントでここ最近の相場はややアップダウンが大きい(=ボラタリティが大きい)ですね。
リスクは高まっていますが、一定の範囲で動いている限りは、ループ型自動売買プログラムにとってはチャンスの出やすいタイミングではあります。
その影響もある特殊な状況下ではありますが、3月20日より走らせているニュージーランドドル(以下、NZドルまたはNZDと略します)から半月(15日)試験運用させてみた結果を振り返ってみたいと思います。
年利換算で約15%
まず本日(4/6)時点でのニュージーランドドルの日足になります。
厳密には3/19の深夜なのですが、黄色の矢印のところで76.6円で参入しました。
ここから何度か往復していますが、75.8円まで下がり、ここのところで78円まで上昇してきました。
取引記録をCSVファイルでダウンロードして見ると、最初に建てたポジションから70回の売買があり、値上がり益が6,025円、スワップ益が180円で合計6,205円でした。
K列が売買損益、L列がスワップ、N列が合計の損益になります。
M列は売買手数料ですが、現時点で手数料は掛からないのでゼロになります。
単純計算ですが、半月で6,205円なので24倍すると148,800円になります。
100万円を証拠金としているので、ざっくりですが、年利換算で14.9%のリターンとなります。
英ポンドよりは少ないが
グラフを見ると、底値は脱したようなので、もう少し上昇するかもしれません。
ただし前回試験運用した英ポンドでは年利換算20%異常なので、そちらに比べると少し動きが大人しいかもしれません。
英ポンドは50銭幅だったことや、そもそも1NZドルは1ポンドの半分程度の値段であること、さらに、もともと英ポンドはボラタリティが高いので、その差かもしれません。
ボラタリティの大きさはすなわちリスクの大きさですので、損する可能性も等しくあることを考えると、金額の低いNZドルが一概にパフォーマンスが低いとも言い切れません。
また証拠金の低さを活かして、1回のポジションを現在の1,000通貨単位から2,000単位にすることで1回の利益を400円にすることもできたり、もう少し応用できないかも考慮してみたいと思います。
注意:大きく動いた時に資金を飛ばすリスクがあるので、レベレッジは3倍以下でポジションを作ることを強くお勧めします。